猫が食べてしまうと危険な観葉植物
私の家の猫は、葉っぱが好きなので、猫草がなくなった時には部屋に置いてある観葉植物の葉っぱをかじったりしています。
肉食動物の猫は、栄養的には植物を食べる必要性はなく、草を食べてもほとんど消化せずに排出してしまいます。
アメリカの猫の専門医の間では、猫が草を食べるのは、人間が食後にコーヒーを飲むのと同じような感覚だと考えている方が多いそうです。
そして、猫草のような猫が食べても安全な植物を用意してもそれだけを食べるわけではないので、猫が行ける場所に植物を置くのは注意が必要になります。
ニイニイ
猫にとって食べると危険な植物は700種類以上はあるといわれています。
ポトス
葉の部分に毒を含んでいるので、食べると口の中がはれあがります。皮膚炎を起こす可能性もあります。
アロエ
樹液に含まれる成分が危険です。体温低下や下痢を引き起こす可能性があります。
ユリ
嘔吐、下痢、呼吸困難、全身麻痺まどをともなう強い中毒性があり、少量でも命を落とすこともあります。
スズラン
毒性が強く、花、茎、葉、どこを食べても危険です。嘔吐や下痢を起こし、心臓にも負担がかかります。
アサガオ
種に毒が含まれています。食べると嘔吐、下痢、血圧低下などの症状が出るので注意が必要です。
ポインセチア
葉や茎に含まれる成分が有害です。口の中が強く傷み、嘔吐や下痢、けいれんを起こすこともあります。
その他
アイビー
アジサイ
サツキ
スミレ
チューリップ
ツツジ
パンジー
ヒヤシンス
など
ヒヨリ
猫は、嘔吐機能がとてもよく発達しているので、少し食べ過ぎたり、あるいは有害物質を飲み込むと、吐くことによって危険を防ぐようにできているよ。
ニイニイ
吐き気を頻繁にもよおしたり、吐き続けているときは、体力を消耗しないうちに動物病院で診てもらいましょう。
猫が食べても平気な野菜
猫は肉食なので、野菜は食べなくても生きていけますが、猫が食べても比較的安全とされている野菜もあります。
キャベツ
レタス
白菜
ブロッコリー
大豆
グリンピース
などは少量であれば、大丈夫のようですが、植物の繊維を消化しやすい腸ではないので、与えすぎないように注意が必要です。
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