猫の体の不思議

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昔、動物園で猫の骨の模型を見たことがあります。

 

最初、何の骨かの表示を見ていなかったので、頭の形状だけ見たかんじでは、大きな蛇の頭をもったような生き物の印象をうけました。

プレートの表示を見ると「猫」と記載されていました。

猫の頭蓋骨は意外と平たい形状をしているのですね。

 

どうやら、猫耳の存在は、かわいらしく見える為には必須アイテムのようですね。

 

猫の骨格は、ネコ科の動物にほぼ共通する造りになっていて、トラやヒョウなどの骨格をほぼそのまま縮小した形状という事のようです。

その為に、動物園で猫の骨の標本が展示されていたのかも知れませんね。

・・・・その当時、展示されている文章の部分は読んでいなかったので不明となっています。

私は昔から目で見て楽しむタイプのようで、文章を読んで理解し楽しむ感性は持ち合わせていないようです。

 

猫の骨の数は、人間より40本ほど多い244本となっています。

中でも特徴的なのは、背骨を構成する椎骨(ついこつ)同士をつなぐ椎間板(ついかんばん)という軟骨が、しなやかに出来ていることです。

そのおかげで、柔軟性な動きやドーナツのように丸まる事が可能になっているとの事です。

 

更に猫の後ろ脚の大腿(だいたい)と下腿(かたい)を結ぶヒザの関節がバネのような役割をはたしています。

しかも筋肉が非常に発達しているので、自分の体重の何倍もあるような高さの塀を軽々とジャンプすることが出来ます。

このバネのような筋肉で俊敏な動きが可能になって、狩りなどに重宝しているようです。

 

その強靭な足の威力は、走る速度でいうと瞬間最大値で時速50kmとも言われています。

しかし、長距離を走るなどの運動は苦手だといわれています。

さらに、ジャンプできる高さは体長の約5倍ほどと言われています。

きっと平均体重の猫の場合で、太りすぎの猫は5倍のジャンプ力は無理なような気がします。

残念ですね、ヒヨリさん!

 

猫のしなやかな身のこなしは、非常にやわらかな関節とかたい骨、発達した筋肉の絶妙なバランスで仕上げっているようです。

又、後ろ脚と同じように顎の筋肉も発達しているようです。

これは、肉食獣に共通している事だと思いますが、狩りの際に牙をくいこませて獲物を仕留める為に必要です。

猫共々、顎は非常に重要な部分のようです。

 

噛む力は、ライオンで約300kg・オオカミで約180kg・犬で約150kg・猫で約100kg・人間で約60kg程度と噂されています。

つまり、私の腕に噛みついていた子猫時代のヒヨリさんはまだ本気で噛みついてきた訳ではないのかもしれません。

牙が細くて痛いですが手加減をしてくれていたのでしょう。

目は大きく見開いて凄い表情の顔をされて腕に噛みつていましたが・・・きっと、優しい子だったと思います。

 

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