猫の病気の早期発見に役立つ1日に必要な水分量

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猫が1日に必要な目安となる水分量というのがあります。

今まで気にした事はありませんでしたが、我が家の猫も高齢ですので目安として知っておきたいですね。

猫が1日に必要な水分量

猫は飲み水以外にも食事などでウェットフードや猫草などの植物からも水分を摂っています。

ドライフードを与えている場合は飲み水が主な水分補給となっているので、1日に摂取した水分量を計測しやすいのかもしれませんね。

成猫の1日あたりの水分量

体重1kgあたり40~50ml(フードに含まれる水分量も含む)

なお、子猫の場合は体重1kgあたり65mlほど必要です。

目安の水分量より多く水を飲んでいる場合は病気の可能性もあるので、動物病院で診てもらったほうが良さそうですね。

 

我が家の猫で計算すると

ヒヨリさんは体重8kgなので、1日に必要な水分量は8kg×50ml=400mlとなります。

計算上は結構な量となりましたが、現在13歳のヒヨリさんで計測してみると1日に約300ml程度の水を飲んでいるようです。

目盛りがついた器だと1日の水分摂取量が計算しやすいという事がわかりました。

水は置きっぱなしの状態なので、多少蒸発しています。その為、実際に摂取した水分量とは多少誤差はでるようですね。

 

水を飲む量の変化でわかる病気

高齢の猫になると発症する可能性が高くなるのが慢性腎不全という病気で、なんと高齢猫の3割が発症するとの報告もあります。

腎臓の組織が破壊されて機能が低下するので、たくさん水を飲むようになり、いつもより多く尿をするようになるので、日頃の水分摂取量の変化で気が付く事ができます。

一度壊れた腎臓の機能は元に戻す事は出来ないので、発症後は残っている腎機能に負担をかけないように投薬や食事療法で進行を遅らせます。

予防方法

食事で腎臓に負担がかからないように、普段から水を飲ませる工夫が必要

猫は決まった場所で水を飲む習慣のないので、いろいろな場所に水の入った器を置く事で水を飲む回数を増やします。

 

猫の飲料水について

猫は新鮮な水を好むので、器の水が減ったから足すのではなく、器を毎回洗って水を入れ替えます。

注意事項

硬質のミネラルウォーターは尿路結石の原因となるので与えないようにします

お風呂などのたまっている水を好んで飲んでいるのは、生ぬるい温度の水が好きだったり、カルキ臭が抜けて飲みやすいと感じている可能性もあるようですよ。

 

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