猫のおやつに「さつまいも？」レンジでチンして与えてみる

猫が食べても問題のない食材に「さつまいも」があります。

高齢になった猫は食物繊維の接取量を多少増やしたほうが健康維持に役立つとの事で、さつまいもに含まれる食物繊維も良さそうですね。

旬はすぎていますが、スーパーで売っていたので我が家の猫さんに調理して与えてみましたよ。

サツマイモの旬

サツマイモは収穫してからすぐの状態の時はあまり甘くないので、1か月以上熟成させてから出荷されています。

収穫時期は7～9月頃ですが、その後貯蔵して寝かす事で甘みを引き出してから出荷しているので、おいしく食べられるのは10月～1月頃となっていますよ。

ただ最近は貯蔵技術が向上しているので年中スーパーで販売されています。

 

電子レンジで簡単調理

定番の電子レンジを使用した調理方法で、サツマイモをホクホクにしてみます。

よく洗ったサツマイモにキッチンペーパーを巻き、その上から水道水をかけて十分にペーパーに水を含ませてからラップにくるみます。

電子レンジで500Ｗで2分温めた後、200Ｗで10分、サツマイモを裏返して200Ｗで10分温めると完成ですね。

500Ｗの高温だけで温めるほうが短時間で完成するのですが、200Ｗの低温でじっくり温めるほうが甘みが増します。

サツマイモのサイズや種類によって多少調理時間も変わってくるので、それぞれ調整が必要のようですね。

 

我が家の老猫さんに与えてみる

出来上がったサツマイモを冷やしてから、小さくちぎって我が家の老猫さんに与えてみました。

・・・・？

・・・・無視されましたね。

ちなみにキャットフードも見せてみたのですが・・・・同じ反応でした。

猫の手の上にフードを置いてみても、ソッポを向いています。

おなかがいっぱいですか？

日頃から、決まった場所で餌を食べているので、その他の場所では見向きもしてくれないようですね。

 

食物繊維などの栄養成分の比較

キャットフードなどを与えていなかった時代などには、やきいもなどは栄養分のある餌として役立っていました。

その為おやつとして、沢山食べさせてしまうとカロリー多めなので太ってしまう可能性があるので注意が必要のようですね。

 

食物繊維の接取に役立つというサツマイモですが、キャットフードとの栄養成分を比較してみようと思います。

我が家ではROYAL CANINのPHコントール0のキャットフードを与えており、体重別での1日の供給目安量は70～105ｇ程度となっています。

ですが、もうお年寄りの猫さんです。

現在は、だいたい50ｇ程度の量を1日で摂取している状態となっていますよ。

 

そこで、サツマイモ50ｇとキャットフード50ｇでの栄養成分の比較の表を作成してみました。

サツマイモの成分は文部科学省の日本食品標準成分表2015年版（7訂）の数値を参考に記載しています。

その他の栄養分もあるので、サツマイモをおやつとしてプラスアルファーとして与えると太ってしまうのもうなづけますね。

しかも焼き芋50ｇを1日でおやつとして食べるのはたいへんそうですね。

 

焼き芋の冷凍食品

焼き芋でお勧めの冷凍食品がありますよ。

「安納やきいも」という商品でおやつにピッタリな食品です。

1個自体は小ぶりなのですが加熱処理されていてるので調理時間での失敗は無く、電子レンジで3分温めるだけで食べられます。

一度加熱されているので、おこげもついています。

とっても甘くて美味しいし、サイズも小さいので子供の間食用に最適ですよ。

 

猫のおやつにサツマイモの結論

今与えているキャットフードの中には十分に食物繊維が含まれているので、余分にサツマイモを食べさせる必要も無いようですね。

まあ、我が家の老猫さんは見向きもしなかったのですが・・・・。

それにしても、改めてキャットフードの栄養成分の豊かさに感心させられます・・・・フードはサプリメントみたいなものなんですね。