猫は高い所がすきなようです。
猫が野性時代に住んでいた森や草原では木の上で生活しており、木の上は敵から身を守るために避難する最適の場所だったといわれています。
猫の先祖が住んでいたアフリカには、真っすぐに伸びる高い木などが無かった為、今のような登るのには最適ですが降りるのに苦労するような猫の爪の形状になっています。
そして、高い場所は周りを見渡しやすく敵を見つけて素早く逃げる事も可能で、下界で起きている事が把握しやすい場所になるので強者の気分になれるようです。
その場の状況を把握しやすく、いざケンカになっても有利に戦うことが出来るので、精神的に優位になり強気になることができる為、同じ条件で休むのであれば、より高い場所を好みます。
多頭飼いの場合、キャットタワーの最上段など、一番高く居心地のいい場所で休んでいる猫は、その家で最も立場が強い猫といえます。
立場の弱い猫は、強い猫に居心地の良い高い場所を譲ります。もし、譲らない場合は、場所の取り合いが始まるようです。
植物は日当たりのいい場所を確保するために、背を伸ばします。
セコイアはアメリカの北カリフォルニアに位置するレッドウッド国立公園に群生しています。
ここは、映画のスターウォーズ、エピソード6のロケ地としても知られている場所です。
この地に群生しているセコイアの平均樹高は80ｍととても高く、この樹木の中に世界一の高さ約115ｍのセコイアの木があり、ハイペリオンと名付けられており、樹齢は600～800年と推定されています。
スギ科の常緑樹（じょうりょくじゅ）のセコイアは長寿でも有名で、中には樹齢3000年とも4000年ともいわれるものもあるそうです。
現存する最長寿の木は、アメリカのネバダ州にあるマツの一種で、推定樹齢4900年といわれています。
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