猫が突然ご飯を食べなくなりました。そんな経験ありますか?
猫は本来、狩りをして餌を食べていますが、狩りは毎日成功するとは限らないので、規則正しい食生活は送っていませんでした。
その為、獲物を捕まえる事が出来れば大量に食べて、捕まえる事が出来ない時は食べなくても平気なように体ができています。猫にとっては2~3日は餌を食べなくても大丈夫だといわれています。
現代の猫にもその習性が残っているため、食欲旺盛な日もあれば、あまり食べない日もあるようです。
しかし、室内飼いの猫の食欲不振が3日も続く場合は、歯周病や内臓疾患などの可能性もあるので、動物病院で診てもらったほうがよさそうです。
猫が餌皿の付近でカリカリと砂をかけるようなしぐさをする事があります。
これは、フードが気に入らないという事ではなく、今は食べたくないという意思表示のようです。
野性の時、猫は獲物を砂に埋めて隠しており、その習性から、今でも猫は食欲がないときは皿の横をかいて隠しているのではないかといわれています。
猫は食べなれたものしか食べないという習性があります。
離乳期の時からマグロや牛肉などの贅沢な食生活がついてしまうと成猫になったときにキャットフードなどに見向きもしなくなるといいます。
猫は基本的に味音痴なので、ただ食べなれている物を食べているという感覚が大きいようです。
餌を食べてくれない時のアレンジ方法
出した餌を食べてくれない時は、いつものフードにひと工夫するだけで、食欲が刺激されて食べてくれるかもしれません。
温める!
猫は嗅覚が優れているので、味よりもにおいに食欲がそそられるといいます。
いつも与えているフードを電子レンジで加熱して人肌程度にすると、においも増して、猫の食欲が刺激されます。
ふやかす!
ドライフードをお湯を加えてふやかすと食べやすくなります。柔らかくなって、においも増して食欲増進に役立ちます。
ウェットフードをトッピング
いつも与えているドライフードにウェットフードを少量トッピングします。新鮮な食感や風味が加わり、食いつきがよくなります。
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