台所にヒヨリさんがやってきました。
ふと見ると、床に落ちていた茶色いものを食べてしまいました。
大きさは1cm×2cmほどの薄っぺらい物のように見えました。
・・・・なんだろうか?
あの色で、今台所で使用したものは、タマネギのような気がします。
落ちているものは食べてしまう癖があるヒヨリさんは、どうやらタマネギの外側の皮を食べてしまったようです。
猫にはタマネギを食べさせてはいけない物だとしっているのですが、赤茶色の外側の皮の部分は大丈夫なのでしょうか?
猫がタマネギを食べた時の危険性
猫がタマネギを食べてしまうと、赤血球を壊し貧血や腎障害の原因になる可能性が高いようです。タマネギを加熱したりして調理しても、危険な成分はエキスとして残っているので危ないといわれています。
タマネギの成分で危険だと言われているのが、アリルプロピルジスルフィドという成分のようです。玉ねぎ中毒として有名な成分で貧血をおこし、目や口の粘膜が青白くなり、ふらつきや血色素尿などの症状が現れるようです。
猫の場合は体重1kg当たり15~20g程度タマネギを食べると中毒症状の危険があるようです。
犬の場合は、調理された餌の中にタマネギが入っているものを食べて中毒になったいう事例が多いそうですが、猫の場合はタマネギの臭いが嫌いなので、生で自分から食べる事は少ないそうです。
タマネギの皮
赤著色の外皮にはケルセチンというポリフェノールが含まれています。抗酸化作用があり、動脈硬化や高血圧を予防する効果があるといわれており、古くから煎じて飲まれていたとの事です。
ケルセチンの成分を含んでいる野菜は他にもほうれん草、ブロッコリーなどにも含まれています。
ポリフェノールの成分が入っているキャットフードもあるので、全てが猫の体に悪いようではないようです。
まとめ
タマネギを少量食べた場合は、水分をたっぷりと摂らせて様子をみてみるほうがよいそうです。
タマネギの皮で、成分も違うので大丈夫だと思いますが、一応水分を摂らせようと思います。
水分を与えるためには、やはり、ウェットフードを与えるほうがよさそうです。
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