基本的に、我が家の猫は家の外には出さないので気にしていませんでしたが、外にはペットに危険な生物が生息しているようですよ。
そのひとつに、ヒキガエルがいます。
ヒキガエルに要注意
こちらがヒキガエルさんです。
危険にさらされると鼓膜の後ろの辺りからフグの毒とよく似た成分の猛毒を分泌するそうです。
その為、猫がパンチや噛みついたりして傷口や口の中に毒が入った場合などには、呼吸困難や麻痺、けいれんなどを起こす可能性があると言われています。
ただ、よほど危険をかんじないと毒をだすことはないので、人間ではあまり被害を聞いた事がないようです。
尚、カエルなどの爬虫類は皮膚を細菌などから守る為に毒の成分を分泌しているものが多いそうですよ。
その中でも、特別猛毒を持っているのが、ヒキガエルのようです。
どっしりとして、動きが遅いので、猛毒を持つようになったのではないかとも言われています。
世界の猛毒ガエル
中南米のジャングルには、熱帯雨林の宝石とも呼ばれる、見た目がキレイ?な危険なカエルがいます。
コバルトブルーや赤い色、オレンジの色、黄色と黒のまだら模様などをしており、「ヤドクガエル」と呼ばれており、猛毒をもっています。
コロンビアの先住民族の人々は、狩りをするのにヤドクガエルから取れる猛毒を吹き矢の先に塗って利用していました。
矢に毒を利用するカエルという事で、矢毒カエル→ヤドクガエルという名前がつけられたそうです。
こちらは「コバルトヤクドガエル」です。
体長は3~4cm程度です。
こちらは、モウドクフキヤガエルです。
ヤドクガエルの仲間の中で一番強力な猛毒をもっており、1匹で成人10人を死に至らしめる事が可能だとも言われています。
ヤドクガエルの不思議
猛毒をもっているヤドクガエルですが、生まれ育ったジャングルから離れた所で飼育すると毒が無くなってしまうそうです。
ヤドクガエルがジャングルで食べているシロアリやアリから植物性の毒を蓄えているのではないかと考えられているそうです。
猛毒をもっていて外敵から襲われないのでジャンプ力や俊敏性が劣っているそうです。
コメント
お早うございます。
うちは田んぼの中に家があるので
カエルが一杯います。
アマガエルが主ですが
気を付けなければ・・
薪ストーブ日記さん お早うございます。
ヒキガエルの毒の成分には強心や解毒作用があるので、乾燥させて「せんそ」という漢方の薬にも利用されているそうです。
江戸時代の傷薬で有名な「ガマの油」もヒキガエルなどを煮詰めてつくられたという噂もあるようですよ。