一般的に短毛種は最低週1回、長毛種は毎日ブラッシングしたほうが良いといわれています。
そして、短毛種でも春と秋の換毛期は抜け毛が多いので毎日ブラッシングを行う必要があります。
ただし、ファーミネーターは仕事量がすごいので、あまりブラッシングをしすぎないように注意が必要のようです。
ファーミネーター 小型猫S 短毛種用
小型猫S短毛種用は、猫の毛の長さが5cm以下の猫に最適で、ステンレススチール刃がアンダーコートの抜け毛をきれいに取り除いてくれます。
取り扱い説明書には、犬、猫、馬、ウサギ、フェレット、その他の小さなペットに利用できると書かれています。
長毛種のペットの場合は、長毛種用の刃の製品を利用すると素早く簡単にグルーミングできるように設計されています。
又、週1回程度のブラッシングが効果的で、最良の結果を得る為にはペットのシャンプー、ドライ後の完全に乾いた被毛にのみ使用する事を勧めているようです。
ブラッシング威力
我が家にある猫用ブラシで、最強の威力を発揮してくれる製品になります。
数回撫でるようにしただけで、写真のようになります。
ブラッシングすればするほど毛が取れるので、終わりがありません。その為か、製品の説明書には10~15分を目安にブラッシングしてくださいと書かれてあります。
これはもしかすると刃の部分で毛がカットされているのではないかと思い自分の髪の毛で試してみましたが、髪が切れる事はありませんでした。
なかなかすごい性能の製品のようです。
この製品はヘッドの後ろ部分にプッシュボタンが付いており、押すと刃の下側のバーがスライドして出てくるので、片手でごみ箱に除去した毛を簡単に捨てれます。
被毛のアンダーコートについて
この製品が、猫のアンダーコートの抜け毛を取り除くことに優れているので、アンダーコートの説明です。
主毛と呼ばれるオーバーコートは、1つの毛穴から1本ずつ生えている太く硬い毛になり、水をはじいたり紫外線をブロックして皮膚を守る機能があります。
副毛のアンダーコートは、1つの毛穴から数本まとまって生えており、やわらかく軽くウェーブがかかった毛になり、毛の間に空気をたくさん含むことで、保温や断熱の効果があり、主毛より細く色も薄くなっています。
オーバーコートとアンダーコートを合わせるて、1つの毛穴から平均10~12本の毛が密集して生えており、1平方cmあたりに約250本ほど生えているといわれています。
被毛の成長に一番影響をあたえているのは気温と日光の量だといわれており、日照時間が長くなる春になると毛の生え替りが活発になります。
まとめ
ブラッシング能力は最高で、しかも毛をちゃんと刃がつかんでくれているので、取り除いた毛が舞う事もすくなくて、とても便利な製品になります。
ただ、ブラッシングのしすぎに注意が必要のようです。
猫の毛は毎日少しずつ抜けており、抜ける毛の多くは、アンダーコートになります。
抜けたアンダーコートはオーバーコートが上にあるので落ちずに残ってしまいがちになり、そのままにしておくと、においのもとや皮膚トラブルの原因になります。
ファーミネーターは驚異的なブラッシング能力をもっていますが、アンダーコートを取り除く能力にすぐれているので、アンダーコートがほとんどない猫種や皮膚がデリケートなペットは使用を控えたほうがよいそうです。
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