今日の気づき!
猫の爪切りは、寝ているあいだに、こっそりやると楽だね! by飼い主
猫は、器用に爪を利用して、前脚でドアやフスマを開ける事ができます。
それに比べて、犬は前脚をフスマなどを開ける事が得意ではないようです。
さて、どうしてでしょうか?
体重と脳の重さの比率で見ると、猫と犬の脳の発達具合は、ほぼ同じだということです。
つまり、頭のよさにはそれほど差はないようです。
人のいう事をよくきいてくれるので、犬のほうが賢いと思われがちですが、そうでもないようです。
群れをつくって生活する犬は、リーダーのいうことを聞く習性があるので、人のいう事をきいてくれます。
それに比べて猫は単独で生きているので、命令に従う習性がありません。
猫の知能は、人間におきかえるとだいたい1歳半くらいともいわれています。
脳の構造を見てみると、本能や欲求などをつかさどる大脳辺緑系と、バランスや筋肉運動をつかさどる小脳の部分がとくに発達しているようです。
その為、高くて幅の狭い場所でも器用に歩く事が出来るようです。
しかも、記憶力はよいといわれています。
え~っと、猫と犬の前脚の器用さの違いの件ですが、体の構造に違いがあるようです。
猫は前脚が右や左に動かす事ができますが、犬の場合は前脚を左右に動かす事が得意ではありません。
前脚を動かすのには鎖骨が重要な働きをするのですが、犬の場合は長距離など走る時に左右にぶれると走りにくいので、ぶれずに前後だけに動くよう特化した為に、鎖骨が退化してなくなっています。
そうして長距離を走る事が得意な体の構造になっています。
その反面、犬は器用に前脚を左右にうごかして、フスマをあける事ができなくなってしまいました。
でも、前後に動かすのはスムーズなので、穴を掘るという行動は得意なようです。
猫の場合は、長距離を走る必要性はありません。
獲物を捕らえるのに左右に俊敏に動く事が必要で、木を登る時や、顔を洗う時にも前脚の左右の動きが重要になっていたので、現在のように前脚を動かす事が得意になったようです。
コメント