毎日の狩りの練習を欠かせないヒヨリさん。
日に日に、傷が増える私の両腕。
どうにかならないかと思いつつ、お店に行ってみました。
プラスチックの先端にふわふわのファーが取り付けてある猫じゃらじと卓球のボールの中に鈴を入れて周りをフェルト生地で覆われた定番の猫の遊び道具を購入しました。
基本的に猫は、緑色と青色はよく見えますが、赤い色は見えにくく緑色か黄色に見えているのだと考えられているそうです。
いったいどのように調査したのでしょうか?
例えば、緑色のカーペットの上に赤いボールがあっても、どちらも緑色に見えてしまうので、見分けがつきにくいそうです。
猫はもともと夜行性の動物なので、色を識別する能力は発達していないと考えられているようです。
とりあえず、緑色の猫じゃらしをヒヨリさんの前で動かして見ました。
ひげを前方にピンとたてて、猫じゃらしに向かってきました。
右へ左へ上にとぐるぐるとまわして、一緒に遊んでいました。
ヒヨリ目の前にあった猫じゃらしを跳びかかってくる瞬間に左へ移動させました。
サクッと猫じゃらしを握っていた拳を爪が食い込みました。
なるほど、気を付けないと被害を受ける可能性があるようです。
ピンク色と緑色の猫じゃらしを購入したのですが、ヒヨリさんは、緑色の猫じゃらしが好きなようでした。とても、反応がよいです。
猫は、狩りの行為を本能的に備えられて生まれてくるようです。
その為に、動く物を見ると手を出さずにはいられないといわれています。
子猫は、巣から出るようになると獲物の動きに反応するようになり、無意識のうちに手を出し、捕まえようとします。そうやって、体を鍛えつつ、狩りの技術を覚えていくそうです。
つまり、ヒヨリさんが今行っている、人間を狩る行動は、生きる為に行われる本能的なようなもののようです。
猫じゃらしの遊びの基本といて一番大切なのは、狩りの衝動を満たしてあげる事だと言われています。
獲物の動きに似せて猫じゃらしを動かす事で、猫を喜ばせ、欲求を満たしてあげる事が猫じゃらしを使用した遊びのポイントのようです。
動かしている猫じゃらしには跳びつきますが、そのまま放置してある猫じゃらしには興味を余り示さないのは、本能的要因が大きいようです。
そして、猫用のボール、一人で遊んでくれるのは良いのですが、これはドタバタとうるさい状況になりました。
元気が有り余る幼少ヒヨリさんは、とても大喜びです。
こちらも、色々な柄の種類が入っていたのですが、一番気に入っていたのは、黄色と黒の柄でした。余り興味を示さなかったのが、黒と白の柄でした。理由はまったく分かりません。
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