いつものようにテーブルの上にコーヒーの入ったカップを置いてコタツに入りました。
するとすぐに猫がよってきてひざの上の特等席に座り、いつものようにTVやPCの画面を覗いています。
そんな状況で猫がコーヒーを舐めてしまったのでカフェインでの影響を調べてみました。
コーヒーカップが倒れる!
ちょこっと指先がコーヒーカップに当たっただけなのですが・・・・見事に倒れてしまいました。
一口も飲んでいないコーヒーがテーブルの上に流れて・・・
そのまま、猫が座っている布団カバーまでダラダラと滴り落ちてしまいました。
あまり濡れなかったのか、驚いているのか?
猫は全然動きませんよ。
とりあえず、猫を膝の上から床に移動させて、コーヒーの処理をします。
トイレットペーパーでテーブルの上とコタツ布団の水分を取り除きました。
その後、ドライヤーで布団を乾かしましたが、ほのかにコーヒーの香りがします。
そこで、布用のファブリーズ(フローラルの香り)をシュ・シュ・シュ・シュ・シュ!とコーヒーが付着したコタツ布団の場所に振りかけました。
・・・・・・頭がクラクラするほどのフローラルの香りがします。
スプレーしすぎたようですね。
臭いを消す為に、ドライヤーで布団を乾かし、水の霧吹きをかけて再度ドライヤーを利用しました。
コーヒーの臭いは全くしませんが、フローラルの香りが少々残ってしまうという結果になりました。
けっこう強烈だねファブリーズ!
猫の様子
猫の体にコーヒーが付着したようなシミは見られませんでした。
ただ、こぼれたコーヒーの処理をしている時には、何度も前足の裏部分を舐めていたので、もしかすると肉球部分が濡れていたのかもしれませんね。
猫が飲むと危険なコーヒーの成分
猫が摂取すると危険な食べ物の中にコーヒーが含まれています。
これは猫にとっては有毒となるカフェインが含まれているからで、小さい猫などには少量でも刺激が強すぎる食べ物となっています。
カフェイン摂取で起こる症状
嘔吐、下痢、発熱、けいれん発作、腹痛、血尿、脱水などの症状が発生する事があり、重症にになると死にいたる事もあります。
このような症状がみられたらすぐ動物病院に!
カフェインを含む飲み物
飲み物の中で100mlあたりに含まれるカフェイン量が多い順に並べてみました。
飲み物 | カフェイン量 | 備考 |
玉露 | 約160mg | 茶葉10gに60℃の湯60mlを加え2.5分浸出 |
レギュラーコーヒー | 約60mg | コーヒー豆の粉末10gに熱湯150mlで浸出 |
インスタントコーヒー | 約60mg | インスタントコーヒーの粉末2gを熱湯140mlで溶かす |
紅茶 | 約30mg | 茶葉5gに熱湯360mlを加え1.5~4分浸出 |
せん茶 | 約20mg | 茶葉10gに90℃の湯430mlを加え1分浸出 |
ほうじ茶 | 約20mg | 茶葉15gに90℃の湯650mlを加え0.5分浸出 |
ウーロン茶 | 約20mg | 茶葉15gに90℃の湯650mlを加え0.5分浸出 |
番茶 | 約10mg | 茶葉15gに90℃の湯650mlを加え0.5分浸出 |
玄米茶 | 約10mg | 茶葉15gに90℃の湯650mlを加え0.5分浸出 |
※文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂)のデータを基に作成しています。
一般の人が飲む時に使用する割合での分量の比較となっているので、濃いインスタントコーヒーが好きな人などはもっとカフェイン含有量が多くなるようですね。
あくまでも参考値ですが、玉露のカフェイン量はダントツですね。
猫が飲むと危険なカフェインの量
一般的に、体重1kgにたいして150mgのカフェインを摂取すると致死量となり危険な状態になるといわれています。
というと4kgの猫の場合、600mgが危険値、その場合、1リットルのコーヒーを飲み干す事に・・・・・?
普通にあり得ない数字ですね。
コーヒーを多少舐めたりするのには問題なさそうですが、体の大きさや子猫などでは致死量も変化するようで、特に玉露などは要注意のようですね。
そして、少量でも嘔吐などの症状が出た場合はすぐに動物病院に連れて行く必要があるようです。
その後のヒヨリ
とっても元気にゴロゴロしています。
タイルカーペットを利用して、背中をかいているようなので、とりあえず大丈夫のようです。
今後の対策
老いた影響なのか、運動不足の影響なのか、指先の感覚が悪くなりコップを倒してしまったのでしょうか。
そういえば、介護用で倒れにくいコップを見た事があります。
そこで、倒れにくいような底が広いコップを用意してみましたよ。
これなら、多少指先が当たってもカップが倒れる事はなさそうでうね。
これでも倒すようであれば、最終的には、肉球マグなどを検討してみようと考えておりますよ。
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