キッチンファームで猫草を水栽培して判明した問題点と課題

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キッチンファームで猫草を水栽培して判明した問題点と課題

家庭でかいわれなどスプラウトを水栽培する時に便利な、キッチンファームというプラスチック製の容器があります。

猫草を栽培するのに、土無しで水栽培できれば経済的で簡単便利ではないの?と思って今回水栽培をしてみました。

スプラウト栽培用の容器の準備

スプラウト栽培用の容器はネットでも数百円程で販売しているので簡単に入手する事ができます。

植物の新芽の事を「スプラウト」といって、成熟した野菜よりもはるかに栄養価が高いので健康野菜としても有名ですね。

※下記の画像の横にある「▷」部分を押すと写真が切り替わります。

色々な種類があったのですが、その中で小さめの容器を2つほど選んで購入してみました。

キッチンファーム容器

ひとつは「ヤマトのキッチンファーム120」という製品で緑色をした容器です。

ヤマトのキッチンファーム

横から見るとこんな感じですね~。

 

 

もうひとつは、「リッチェルのスプラウトファーム12型」という商品です。

リッチェルのスプラウトファーム12型

こちらは、容器の色が白と黒の2種類がありましたが、黒をチョイスしました。

 

底面

両方の製品の底の部分の画像で、似たような形状をしています。

どちらの製品も床からの高さは同じ程度ですが、水を溜める透明の容器部分は緑色の製品のほうが高いので、こちらの方が猫が食べる時に多少揺らしても水漏れの心配がなさそうですね。

 

水栽培による猫草の成長経過

それでは、猫草を栽培してみようと思います。

猫草栽培の下準備

水につけた種

最初に透明の水を溜める容器に猫草の種を入れて、中に水を入れて4~8時間放置します。

猫草の種の植え方のマニュアル通りにしていますが・・・・・個人的には水につけなくても、芽が出る率や成長に変化を感じないので、土での栽培する時はしていませんでしたね。

 

12時間経過

あっ・・・気が付くと12時間経過しておりました。

・・・・なんだか、いいおだしが出ているような色をしていますよ。

 

今回は、初めて猫草の種を水栽培するのですが、成長速度などが不明なので、1つは水栽培、もうひとつは土を入れて栽培して比べてみようと思います。

ハイドロボール

土は、100円ショップのダイソーで購入した丸い粒状になった「ハイドロボール」を使用します。これなら底面のネット部分から下に土が落ちないですね。

猫草栽培0日目

これで準備が完了しました。

後は、上に段ボールなどを置いて暗くして経過を見守ります。

 

猫草栽培の成長過程

1日目、24時間経過した時の様子ですが、ほぼ変化はありませんね。

猫草栽培1日目

3日目の様子です。

猫草栽培3日目

水栽培している種の表面を見ると芽や根が出てきており、土をかぶせている方も数本芽が出てきています。

3日目の猫草の根

横から見ると、土をかぶせている黒い容器の方が数倍猫草の根が成長して伸びているのがわかります。

 

4日目です。

4日目猫草

土をかぶせている方は、モリモリ芽が出てきています。

4日目猫草水栽培

かたや水栽培のほうはかなり成長が遅いようですね。

 

6日目

6日目 猫草栽培

透明容器なので猫草の根の数を見てわかりますが、成長の違いがあきらかですね。

 

10日目

10日目 猫草栽培

土をかぶせていた容器は完成ですね。

水栽培のほうは、芽が出なかった種もあるようで、成長も遅い状態となりました。

・・・・土って大事なんですね!

 

スプラウトファームの容器で栽培した猫草を試食

猫草試食

土を入れて育てた猫草を、我が家の食いしん坊に試食してもらいました。

 

容器が分離

我が家の猫は猫草を噛んでひっぱり上げて引きちぎって食べる癖があるので、容器の上部が簡単に分離しました。

危なそうだったので、鉢受けのお皿の中に入れていましたが、これだけでは準備不足のようですね。

 

本体が分離しないように改良案

容器ガムテープ固定

とりあえず側面にガムテープを貼ってみました。

・・・・美しくない。

ただ、もう一つの容器の場合はガムテープで固定は難しそうですね。

 

ゴムヒモバージョン

ゴムバンド

そこで、ゴムヒモを100均で購入してきました。

ゴムヒモ付き容器

ぐるっとゴムヒモを回して型結びしてみました。

とりあえず、これで何とかなりそうな気がしますが、容器ごと引っ張り上げるので安定性がないような気もします。

 

焼き網バージョン

あみ

100均で15cm角型の焼き網2枚入りを購入してきました。

あみ設置

ファーム容器の上下に網をセットします。

やきあみ+ゴム

網の端の部分をゴムヒモで固定したら完成ですね。

これで、安定して容器が倒れる事はなさそうですね。

 

鍋敷き

本当は100均の金属の丸い鍋敷きで容器をサンドしようと思ったのですが、売っていなかったので、焼き網を選びましたよ。

 

水栽培して分かった問題点と課題

水栽培して分かったことは

  • 猫草の成長が悪い
  • 種が露出しているので、黒い小さな羽虫が寄ってくる。

という事で、個人的には水栽培はお勧めしません。

何か良い香りがするのか、虫が寄ってくるのはいただけませんね。

 

ファーム容器を利用して分かった事は

  • 容器の中に水を溜めておけて根が水を十分に吸収できる状態なので、成長が早く、伸びた後も長持ちする。
  • 透明な容器で水の残量が分かる所はGOOD!
  • 簡単に容器が分離するので、猫の食べ方によっては、倒れないように改良が必要。
  • 猫草が枯れて処分する時、根が容器の網目に絡みついて取り除くのが多少大変です。

 

猫草は猫も犬もウサギなど色々な動物が食べるので、猫草栽培の参考になればと思います。

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