干支に猫がいる国と十二支の逸話

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お正月が近づいてくると、年賀状の準備をします。

来年は何だったのかな?など、この時期は干支が気になりますね。

我が家の猫さんは、色々並べている動物の中で、ネズミがきらいなようですね。

日本の干支に猫がいない説のひとつ

中国では年や月・時間を表すのに数字の代わりに干支を用いていました。

そして、後漢(ごかん)の時代に、人々に覚えやすくする為に、身近な動物を割り当てて十二支の動物が決まったと言われています。

ただ、この時代には、まだ猫が人々の生活にとけこんでいなかったので、干支に猫という動物が選ばれなかったようですね。

 

十二支に猫がいる国

ベトナムでは、十二支の中に猫の干支が存在します。

「兎」の部分が「猫」となっています。

ベトナムで兎の卯(う)の発音が猫を表す発音と似ています。当時ベトナムでは、猫はネズミ駆除で非常に役にたっていて身近な動物だったこともあり、猫となってしまったようですね。

日本の干支と違う部分はその他にも、「牛」は「水牛」、「羊」は「山羊」、「猪」は「豚」となっています。

身近な動物によって違いがあるようですね。

 

猫とネズミの有名なお話

12月のある日にお釈迦様が動物たちに「元旦に家にきたものは、先着順に12番までにご褒美を与える」といいました。

猫がネズミにお釈迦様の所に行く日を確認しました。

ですが、ネズミはわざと1日ずらして教えました。

だまされて1日遅れでいった猫は干支に入る事が出来ずに、それ以来、猫とネズミが不仲になったと言われています。

猫がよく顔を洗うようになった逸話

1日遅れで行った猫は、お釈迦様から「今まで寝ていたのか。顔を洗って出直してこい」と言われました。

それから猫はひんぱんに顔を洗うようになりました・・・・という逸話もあります。

 

干支での酉(とり)の役目

十二支の順番は、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)となっています。

非常に仲の悪いたとえとして「犬猿の仲」ということわざがあります。

「さる」と「いぬ」の仲がとても悪かったので、両者を仲裁する為に「とり」が並びの間に入っているのですよ・・・・という逸話もあります。

 

コメント

  1. maco より:

    猫とねずみのお話は有名ですね・・・なるほど、と思わせます。
    私の母は、私が子どもの頃、自分(母)は猫年だとずっと言い続けていたので、猫年というのがあり、母は猫年だとずっと信じていました。(汗)
    小学生くらいになって、猫年はないと知ってから、猫好きだからテキトーなことを言っていたと気づいたという思い出?があります。

    • ひよりどん より:

      macoさんコメントありがとうございます。
      冗談を言ってそのままにしているタイプの人はたまにいますね。しかも、本人は何気なく言っているので発言した内容を覚えていない事が多いですよね~。

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