ビニールタイプのゴミ袋を原料別で臭い透過率を比較

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ビニール製のゴミ袋を原料別で臭い透過率を比較

中に入れたゴミの臭い漏れを防いでくれるという「防臭袋」をネットで購入しました。

もしかすると100均でも似たような製品があるのかもしれないよね!

そう思って、防臭袋の原材料を暗記して100円ショップに行きゴミ袋を購入してきたのですが、後で調べると全然違っていました・・・・というお話です。

防臭袋の便利な利用方法

防臭袋というゴミ袋は臭い漏れを防いでくれるので、お正月などの連休や災害等でゴミ収集がお休みだったりした時に、生ゴミの臭いを気にすることなく保管できる便利は商品です。

なのでベランダなど家の外にゴミを置いても臭いなどの近所迷惑になりません。

それにマンションに住んでいる場合、ゴミを捨てに行く時もエレベーターの中にゴミの臭いがこもらないので、途中で誰かが乗って来ても安心ですね。

災害の時は、避難場所でペットの汚物処理に利用出来ますし、バケツに防臭袋を入れて中に新聞紙などを入れれば簡易トイレにもなるので、トイレに流す水が不足している時は便利ですね。

小さいサイズの防臭袋もあるので、犬の散歩中の糞を入れる袋に活用している人が多いかも知れませんね。

 

防臭袋の原料

防臭袋

ネットで購入した防臭袋の原料は「ポリエチレンテレフタレート低密度ポリエチレン」となっていて、厚さは0.03mmとなっていました。

材質が厚いほうが、臭いの透過も防いでくれそうですね。

なお、他のメーカーも同じ原料を使用した袋で厚さも0.03mmとなっていましたよ。

 

ダイソーのゴミ袋

ダイソーのゴミ袋

100円ショップのダイソーには、2種類の材料のゴミ袋が置いていました。

  • 高密度ポリエチレンが原料で、30ℓ用25枚入りで厚さ0.013mm
  • 低密度ポリエチレンが原料で、30ℓ用13枚入りで厚さ0.022mm

防臭袋と同じ低密度ポリエチレンを使用していて、袋の厚みがある方が臭いを通しにくいと思って購入したのですが・・・・実際は全然違っていましたよ。

 

材料別の臭いの透過性

ガス透過性の表

フィルム厚25μmのそれぞれの材料で調べたプラスチックフィルムのガス透過性の表になります。

室内温度や湿度などで数値は変動するでしょうから、あくまでも参考値ですね。

 

 

100均のゴミ袋はダダ洩れ

100円ショップで販売されていたのは、「低密度ポリエチレン製のゴミ袋」と「高密度ポリエチレン製のゴミ袋」でした。

表を見ると、どちらもガスの透過性の数値が高いので、臭いはダダ洩れのようですね。

しかも私が購入した低密度ポリエチレン製のゴミ袋の方が、数倍透過性が高いようです。

ゴミ袋

ネットで購入した防臭袋は、ポリエチレンテレフタレートの能力がとても役に立っていたという事のようですね。

 

サランラップのガス遮断能力

前日にサランラップやクレラップの臭い遮断能力の記事を書いたのですが、これらのラップの原料は「ポリ塩化ビニリデン」になっており、表をみるとガス透過性は限りなく低い数値となっています。

なんとトップクラスですね。

もしかすると、防臭袋よりサランラップのほうが防臭能力が高いのかもしれませんね。

 

まとめ

現時点で防臭袋と同等の材料を使用したゴミ袋は、私が見た限りでは100円ショップにありませんでした。

単価的に無理なのかな~?

でもネットで簡単に色々なサイズが購入できるので、災害やいざという時の為に、防臭袋やサランラップのストックは用意しておいたほうがよいと感じました。

 

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