老猫が夜鳴きし始めると病気の可能性あり
11歳をこえると老猫の仲間入りです。
猫は年をとると、体温の調節能力が衰えるので、室内の温度にを調節してあげる必要があります。又、運動能力も衰えますので、高い所に移動する場合は椅子などを設置してあげるとよいでしょう。
可能性がある病気
老猫が夜中に一定のリズムで吠えるような大きい鳴き声をあげたり、一点を凝視しながら鳴いたりすると、脳腫瘍、高血圧、認知症などの病気の可能性があるそうです。
若い時などで遊び足りない時や発情した時などにも、夜鳴きをする猫もいますが、今まで鳴かなかった猫が年をとって頻繁に鳴きだすと注意が必要になります。
鳴き方の様子を詳しくメモして、動物病院の先生に相談したほうがよさそうです。
猫はあまり鳴かない性格
猫は他の動物と比べると、あまり鳴かないようです。我慢強い性格や単独生活を好む為だともいわれています。
その為、飼い主に向かって鳴いているときは、遊んでほしい時や、餌を要求している時や、トイレが汚れていたりする時だと考えられます。
若い猫が、朝5時位に枕元で鳴いていたりしている場合は、餌の要求です。私はよく頭を猫にたたかれていました。
最近、尿の量が増えたと感じたら腎臓病の可能性あり
腎臓病の症状
老猫の死因で多いのが腎臓病です。腎は体の中の老廃物を尿として外に排出する器官です。
猫は体のサイズに対して腎臓が小さい為、腎臓病になりやすいと言われています。尿の量が増えたり、飲む水の量が増えたりすると腎臓病の初期症状として挙げられています。システムトイレの場合は尿を吸収するシートを交換する時などに異常が分かると思います。
腎臓病治療や予防対策
塩分の多い食事はNGです。人間の食べる食品は塩分が多めに含まれている可能性があるので与えるのは控えましょう。
腎臓病の治療では、脱水症状に注意しなければいけません。その為、ふらっと立ち寄った所で水を飲めるように水を入れたお皿を数か所設置しましょう。猫は性格上、いろんな所で水を飲むのを好みます。
老猫になったらシニア用の餌に切り替え
市販のシニア用フードを与えましょう。若い時のようにおやつをあげすぎると、栄養バランスが崩れやすくなるので注意が必要です。
老猫になると、眠る時間が増え、消費カロリーが減り、食事の量が減る事もあるようです。
その他の注意したい病気
便秘
腸の働きも衰え、運動不足になりがちなので、年をとると便秘になりやすくなります。
ふだんから運動不足にならないように、適度な運動させるのが効果的のようです。
歯周炎
口臭がきつくなったり、まめにグルーミングしているのに体がにおう時は歯周炎になっている可能性があります。
歯石がたまり、歯肉に炎症が起こると口内炎や歯周炎にかかりやすくなります。
がん
免疫機能が低下するので、悪性腫瘍もできやすくなります。老猫に多いのは、リンパ腫、乳腺腫などです。
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