傷んだキャットタワーの爪とぎポールを市販の麻ロープで簡単リニューアル!

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キャットタワーに付いていた爪とぎ用のポールがボロボロになっています。

前回は6mm幅の綿ロープを利用して補修しましたが、今回は6mm幅のジュート繊維の麻のロープをポールに巻いてみて、綿と麻のロープの比較もしてみようと思います。

現状の爪とぎポールの状態

こちらが、キャットタワーのボロボロになった爪とぎポールです。

ポールに巻いているロープが細いので強度も弱いのか、すぐにほつれてきましたね。

 

麻ロープの金額と他に用意したもの

私が調べた時は、Amazonで6mm×20mのジュートの麻ロープで¥1,083の商品がありました。

前回使用した綿のロープとほぼ同じくらいの金額で、ホームセンターでも同じ位の値段で販売されていたような気がしますよ。

その他には、ロープを固定する為に100均で購入した結束バンド、バンドを固定した後に余分な部分をカットする為に必要なニッパーを用意しました。

 

綿と麻の引張強さの比較

猫の爪とぎ用に綿ロープと麻ロープのどちらが適しているか強度を調べてみました。

繊維の種類 引張強さ(cN/dtex) 伸率(%)
乾燥時 湿潤時 乾燥時
綿 2.6~4.3 2.9~5.6 3.0~7.0
5.7 6.8 1.5~2.3

綿ロープに比べると最大2倍ほどの引張強度があり、伸びにくいのが麻ロープの特徴のようですね。

しかも麻の引張強度は植物由来の天然繊維の中では最強クラスとなっているそうで、猫の爪とぎ用に利用するのは最適のようですね。

 

ジュートとサイザル麻などの違いは?

麻はいろいろな種類の植物の総称となっているようです。

そして、使用している植物の種類が違うと名称も変化するそうです。

麻の繊維の種類ジュートはバジョウ科の黄麻(こうま)という植物の葉の繊維。
サイザル麻はリュウゼツラン科のサイザルアサという植物の葉の繊維。
ケナフはアオイ科のケナフという植物の茎の繊維。

 

爪とぎポールの修理、今回は時間も計測

今回は麻ロープ巻きのメンテナンスが完了するまでの時間も計測しようと思います。

早速に、ポールに麻ロープを1回巻いて重なった部分を結束バンドでしようとしたところ・・・・ロープ先端に巻いてあった緑色のビニールテープがとれてしまいました。

思いのほかロープが柔らかい為か簡単にほどけてきたので、先端を結ぶ事にしました。

そのままにしておくと、猫が喜んで噛みつきそうなので、余分な部分はハサミでカットしまます。

気を取り直して、最初に麻ロープを1周巻いて結束バンドで固定します。

飛び出た余分な部分はニッパーでカットしました。

そこから、グルグルとロープを引っ張りながら隙間なくポールに巻いていきます。

束になっていたロープも一緒にポールの周りを移動させなければいけないので、固まりが崩壊していきました。

今のところ、作業開始から約15分です。

このキャットタワーの爪とぎポールの外周の長さは26.5cmで長さは48cmで、用意したのは6mm幅で20mの麻ロープです。

上までいったので、一度結束バンドで固定します。

そのままロープをカットせずに上のポールを巻いていったところ、約6cmの高さまで麻ロープを巻く事ができました。

これで、キャットタワーの爪とぎポールのメンテナンスが完了しました。

猫が邪魔をしなければ約30分程度で作業が完了するようですね。

 

New爪とぎポールを見たヒヨリさん

不思議な体勢となっていますが・・・・喜んでくれているようです。

なかなか良い感じですね。

 

ロープを巻き終えるまでの様子

内容はまったく同じですが、動画としてまとめてみました。

 

綿ロープと麻ロープを巻いてみた感想

前回赤指矢印部分のポールに白い6mm幅の綿のロープを巻き、今回青指矢印のポールに6mmの麻ロープを巻きました。

現状の綿ロープの状態ですが全然問題ないようです。

やはり、幅が太いほうが長持ちするのでしょうかね。

 

綿と麻のロープを比較した場合、見た目がいいのは白い綿ロープなのですが、引っ張ると伸びるので、ポールに巻く時が手間で、かなり力を入れながら巻かないと緩んできます。

逆に麻ロープは触った感じは柔らかいのですが、引っ張っても余り伸びなかったので、ポールに巻くのが簡単でした。

猫の爪とぎ用には、強くて伸びにくい麻のロープが最適のようですね。

一応この方法だと、キャットタワーの爪とぎポールではないポールやテーブルの足など、何にでも爪とぎポールに加工できますね。

 

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