猫を飼っていて、屋外にも自由に散歩できるようにしている場合は注意が必要ですね~。
もしかすると、ご近所に迷惑をかけている可能性がありますよ。
【猫との共生】猫に関する一番多い苦情の参考例
猫を飼っている人数が増加しているので、猫に対する被害も増加しているようですね。
仙台市での猫の苦情
2019年の6月に宮城県の仙台市議会で「人と猫との共生」に関する条例が可決して、2020年の4月から施行予定となりました。
これは、仙台市動物管理センターに寄せられる猫の苦情や相談の件数が、2013年の時に332件だったものが2018年には844件となるなど年々増加している傾向にあったからですね。
苦情内容の割合
2018年度に仙台市動物管理センターに寄せられた苦情内容の割合です。
- 排泄物による苦情(41.0%)
- 餌やりする人への苦情(13.6%)
- 家屋進入の苦情(8.4%)
- 鳴き声による苦情(2.9%)
- その他(34.1%)
排泄物による被害を受けている方が、野良猫に餌を与えるのをやめて欲しいという苦情があるのも考慮すると、ダントツでフンや尿への苦情の件数が多いという結果になっています。
飼い猫でも家の外にお出かけ自由な猫は、他人の庭などで用を足して迷惑をかけている可能性があるという事になりますね。
なお、庭に排せつされたという苦情の他には、フンをするために畑に穴を掘られた、車に乗ってボディに傷をつけられたなどの被害があるようですよ。
仙台市の「猫との共生条例」で決定した項目
飼い猫に関しての項目
- 屋内だけで飼育する事
- 命を終えるまで飼育する事
- 名札の装着(災害時などの為)
- 必要な物資の備蓄(災害時などの為)
- 大規模災害時の避難先の確保
- ケージやリード飼育の習慣化(災害時の同行避難の為)
これらが条例で決まった項目ですが、努力義務となっています。
その為、違反しても罰金などはなく、強制力は低いようですね。
猫の排泄について
猫のうんちや尿は臭いが強烈ですね~。
これにはちゃんと理由があります。
猫は肉食毒物なので、獲物を狩って食べなければ生きていけません。
狩りをするためには自分の体臭がキツイと風向きによって獲物にばれてしまいます。
その為、体臭を出さないようにした結果、排せつ物が強烈な臭いを発するようになったそうです。
しかも、肉食動物の場合、毎回獲物を捕まえらえるとは限りません。
獲物を狩ってから次の獲物がなかなか捕まえられなかった場合は食事ができない日数が続きます。
その為、食べた物をなるべくお腹に残しておく習性があり、餌を食べたらその後にウンチをする場合が多くなっています。
家で飼っていた猫でも、外出先で餌をもらうと他人の庭などでフンをする可能性もあるようですね。
まとめ
近所で飼っている猫が、自宅の庭でフンをしていても直接クレームを言えない方もいます。
知らないところでご近所さんに迷惑をかけている可能性があるので、猫は外出させずに室内だけで飼うのが最適ですね。
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