マダニと猫の報道があったようですが・・・
厚生労働省が野良猫にかまれた50代の女性が、マダニを介してうつるウイルス性の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染して死亡していた可能性があるので、注意してほしいと日本獣医師会に感染予防を促す通知をだしたようです。
ただ女性が死亡したのは、去年の出来事のようです。
どうやら、今年に入って犬や猫などペットへの感染事例があったようです。
ペットから人への感染の可能性もあるのではないかとの考えのようです。
人から人への感染は、血液等での患者体液との接触によることでの報告事例はあるようです。
ただ、厚労省によると、家で飼っている猫や犬がSFTSを発症するのはまれらしいです。
それほど、ペットからの感染に気にする必要はないようですね。
それよりも、直接マダニに刺される心配をしたほうがよいようですね。
子供は特に、肌の露出が多い服を着ているので注意したいですね。
猫にうつる可能性
家で飼っているので、大丈夫だと思っている方が多いと思います。
しかし、予防接種などで動物病院を利用している方は注意が必要ですよ。
動物病院の待合室などで、ダ二やノミに刺されて連れて帰る可能性があります。
ヒヨリは部屋の外にだしません。
しかし、動物病院から帰ったあとにヒヨリの体からノミを発見した事があります。
重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome:SFTS)とは
SFTSを保有するマダニに人が刺咬されることで感染するようです。
マダニの生息場所:民家の裏山、畑、あぜ道
潜伏期間:刺された場合、潜伏期間は6~14日との事です。
発症時期:通年 5月~8月に多く発症しています。
報告されている場所:西日本を中心に21府県から届出されています。
症状:発熱、嘔吐、腹痛、下痢、下血を主張として、時に腹筋痛、神経症状などがあります。発熱等の症状が認められた場合は、医療機関で診察を受けたほうがよいそうです。
ダニに刺されている場合:ダニの多くは、長時間(10日以上のこともあり)吸血します。吸血中のマダニを無理に取り除こうとすると、マダニの口器が皮膚の中に残り化膿する事があるので、皮膚科等の医療機関で処置を受けたほうがよいそうです。
2017年6月28日までのマダニ感染推移
2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | |
死亡 | 14人 | 16人 | 11人 | 8人 | 4人 |
生存 | 26人 | 45人 | 49人 | 49人 | 32人 |
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